調布市武者小路実篤記念館

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収蔵品 詳細情報

資料番号:036843   分類:図書   種別:---   配架: 他タ   原物・複製:原物  

タイトル:

【資料名】 小津安二郎戦後語録集成 昭和21(1946)年−昭和38(1963)年

タイトル(ヨミ):

オズ ヤスジロウ センゴ ゴロク シュウセイ ショウワ 21 1946ネン ショウワ38 1963ネン

内容:

【備考】 定価3090円
【備考】 装幀/カバー付き
【版次】 第1刷
【収録】 P137/縦横鼎談(出席者)志賀直哉、小津安二郎(ゲスト)尾崎一雄(司会)奥野信太郎 司会の奥野に白樺派について問われ、実篤との違いを交えての志賀直哉の言及あり。
【収録】 P266/「小津さんを訪ねる 尾崎宏次」の項目にて、小津安二郎邸に尾崎宏次が訪問した際、会津八一の掛け軸と、岸田劉生の絵が3点、武者小路実篤の絵が飾ってあったとある。「武者小路実篤の絵は、赤い唐辛子と青い唐辛子をかいたものがあって、このひとらしく、思ひきって青く、思ひきって赤く、思い切って辛し、辛くない唐辛又面白しと書いてあった。辛くない唐辛子又面白し、というのは、この絵をみた武者小路氏の子供が、「この絵の中には辛くないのが描いてあるよ」といったので、あとで氏が書き足した字句なんだそうである。」
【備考】 P340/「やァこんにちは(日出造見参)(出席者)小津安二郎、近藤日出造」の項目にて、 見ず知らずのアカの他人が、陰でうわさす際にも「さん」づけされる、近藤が思う「立派な人」の中に実篤の名前あり。「志賀さん、武者さん、そうして、この小津さん。これらの人たち、おれとどう違うんだろうか、と考えてみたら、みなさんそれぞれ、仕事に一本、筋を通していた。(以下略)」

日付:

【発行年月日】 1989年5月1日

西暦:

1989年 5月 1日
※西暦は収蔵品の大よその時期を示すための目安です。正確な年月日を表していない場合があります。

発行者:

【発行・制作所】 フィルムアート社
【発行・制作所住所】 東京都新宿区三栄町10 日鉄四谷コーポ
【発行・制作者】 奈良義巳

寄与者:

【編者】 田中眞澄