調布市武者小路実篤記念館

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収蔵品 詳細情報

資料番号:036805   分類:図書   種別:---   配架: 他ヤ   原物・複製:原物  

タイトル:

【資料名】 亀井勝一郎−言葉は精神の脈搏である−
【シリーズ名】 ミネルヴァ日本評伝選

タイトル(ヨミ):

カメイ カツイチロウ コトバ ハ セイシン ノ ミャクハク デ アル

著作者:

【著・作者】 山本直人

著作者(ヨミ):

ヤマモト ナオト

内容:

【版次】 初版第1刷発行
【備考】 定価(本体3800円+税)
【備考】 装幀/帯・カバー付
【収録】 P11/亀井勝一郎が自らの文学を確立させる上での導き手として、実篤の名前が挙げられている。
【収録】 P29/函館市青柳町に建立された、武者小路実篤の揮毫による「亀井勝一郎生誕之地」碑についての記述と写真あり。
【収録】 P221/「亀井の奈良の初旅は、ゲーテの『イタリア紀行』や武者小路実篤の詩に導かれる形で“日本のローマ”を探究する出発点となった。」とあり、亀井勝一郎の代表作『大和古寺風物詩』の上梓に繋がっていった経緯が取り上げられている。
【収録】 P238/「その頃、大東出版社からは武者小路実篤の『維摩経』や倉田百三の『法然と親鸞』も出されており、それらに啓発される形で亀井が宗教論を手がけるようになるのは、自然な流れだったと言える。」の記述あり。
【収録】 P245/亀井が武者小路実篤宅を訪問し、実篤から「釈迦も耶蘇も国家をもたなかつた」という話を耳にする。「日本主義が時代の潮流となっていく世相にあって、改めて「世界思想と人類への愛」が白樺派の巨人の口から直接説かれた」との記述あり。実篤を「大なる精神主義者」と称え、「“宗教家”として「白樺派のヒュマニスと」を超えた肖像を強調している。すでに『人間教育』の中でも「ローマにおける武者小路実篤」の一章を設け、その「レンブラント」「ローマ通信」に、「青春の憧憬にあふれた激情と、壮年を経て落書きをえた静かな観照との見事な一致」を見出していた。」とある。
【収録】 P313/『新日本文学』誌上に小田切秀雄が「文学における戦争責任の追求」を発表。‘責任者’の中に実篤の名前あり。

日付:

【初版年月日】 2023年10月10日
【発行年月日】 2023年10月10日

西暦:

2023年 10月 10日
※西暦は収蔵品の大よその時期を示すための目安です。正確な年月日を表していない場合があります。

発行者:

【発行・制作所】 株式会社ミネルヴァ書房
【発行・制作所住所】 京都市山科区日ノ岡堤谷町1
【発行・制作者】 杉田啓三